幾重にも重なる声の森に彷徨い
押し寄せる減額の大海原に身を委ね
狂気のたどり着く果ては切なくも懐かしい異郷であった
エキセントリックオペラ時代から強烈でエレガントな女声多重録音を駆使していた書上奈朋子のソロとなって3作目の作品。今回もアルヴォ・ペルトやグレゴリアンチャント、声明やブルガリアンヴォイスのような分厚いコーラスワークを軸に全曲壮大なストリングスが使われ、バーバーの「弦楽の為のアダージョ」のようなクラシカルな奥行きを持つ。リズムトラックではポーティスヘッドやArcaのようなダークなエレクトロな要素も混在し異端ぶりを発揮。そして日本語の耽美な歌詞は日本語字幕で見るモノクロ映画ともSFとも思え異郷へトリップさせられる。
-全7曲収録-
1. 幸いなるかな
2. ある晴れた日に(Senyokô 「Madama Butterfly II 」香水CM曲)
3. 何を残して
4. あたたかな日
5. KO-YA
6. SATELNA
7. Daydream
2)「ある晴れた日に」は「Psalm詩篇」の歌詞を元にSenyokô Madama Butterfly II 香水のイメージで全く新しく作った新曲
Requiem
¥1,600価格
- CD (2018/11/14)
- ディスク枚数: 1
- レーベル: kakiAge
- ASIN: B07HSJK1DZ
- JAN: 4582308075059
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