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フロッピーストリングス

作業がうまく進まない時およそやることは音源探しだ。そう、音源足りないからうまくつくれないんじゃ?と音源のせいにしてみたりしてネットで探したりしてサボる。

そんなとき打ち合わせに必要でずいぶん昔の音源を聴いて唖然とした。 「ゆいこ」という歌手の私アレンジしたISOTONIC」だ。「ゆいこ」に似た声の人がいてそういえば「ゆいこ」のときどうしたっけ?というところからたどり着いたのだが「アゲハチョウ」をアレンジしたのは覚えているのにISOTONIC」のことを忘れていた。そして何気に聴いたら「なにこのカッコイイアレンジ」だれ?おい自分じゃ?えーー!みたいに5回くらい聴いた。(ごめんゆいこ)ゆいこの声が抜群に伸びやかで素晴らしいからこそ可能だったアレンジかもしれないが、なんせストリングスがチープでサクサクなのである。ワーナーデビューのときだったのでストリングスは生でやるつもりで作ってたはず。生でやるときはあのころはたぶんAKAIs6000(まだ捨てれず)のやつだろう。そしてそのまんまリリースされてた。きっとそのままが良いという決断だったのかどうかは忘れた。 が、、今聴くとカッコイイのである。いや、あれはあれ以外の音源ではだめだ。

ふと感じたのは最近の写真修正アプリだ。いまどきの豪華なストリングス音源はそんな風に思う。昔のは手書き漫画みたいなスケッチ感があって二次元なのになにかしら奥行きがある。 うーん・・・何か忘れてたようなものがこみあげてくる。

そういえばM井センセもよく「もーさいきんのストリングスってアタックがないのよー使えないのよねー」とおっしゃっている。

先日「つかって〜」と豪華にいただいた音源はけっこうアタックもあっていいストリングスだった(いつもM井センセありがとうございます) アタックというより、なにか音源に求め過ぎているところがあるのかもしれない。

なにせあの頃の主流はs6000。今話題のフロッピーディスクだ。 と、、いうわけで 音源探しは楽しいが、まずは音楽の力が大切ですね。あとは金の力に頼らず自分でサンプリングして作りましょう。と思うのであった、ぞ。と。

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