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テクノ

更新日:2021年6月23日

テクノとは私にとってクラフトワークであり、アナログシンセであり、要するに、ツマミ、ボタン、同期、そんなである。

レーザー光線はテクノではない、カオスパッドもだめ。勝手な線引きなのだが、同期させるはずがズレてヨレた感じがないとテクノな気分になれない。 手作業とか機械を動かしている感じがテクノなのかもしれない。

これは勝手な自分の思い込みだ。なのでSpotifyなどのカテゴリーでテクノとはずれている。

さて、イベントの打ち合わせで会場を見ましょうとよばれるがまま予備知識なしでつくばまでつくばエクスプレスというのに初乗るだけで精一杯で行った。 ちょっと見てみて、と案内されたところがKEK 高エネルギー加速器研究機構というところで

めちゃくちゃクラフトワークのRADIO-ACTIVITYマークだらけで、え?私何しにきたんだっけ?と見てみれば

ワ!テクノ祭りじゃ!と一気にアガったのであった。


このアルミのハトメ感。角の丸い感じ。昔アルミでスモークマシーン、ブラックライト内蔵のシンセを作っ

たのを思い出した。巨大すぎて捨てられてしまったがもったいなかったなあ。この角が丸いのは素粒子が飛び出したときに反射が和らぐからという。そんな目に見えないもののために多大なめんどくさい作業をしているところが美しい。壁も全部アルミだ。なんなんだろう、この聖堂のような美しさは。人間離れしているモノを相手にそれを内蔵する建物を作るとなると大聖堂のようになるというのは不思議である。残響もいい感じ。そしてこの四角い立方体のようなものはこの中に人間が入ってスイッチングするための箱のような遮断される箱なのだが、万が一のためにこういった作りなのであろう。そして接続部分が陶器でできているという。これぞアンコンシャスビューティだ。ため息。

無意識で必要を重ねていくと自然の美に近づくのか結果とても美しいバランスになるように思う。

やはり極限まで意識を必要最低限に集中してモノは作らねばいけない。

さて、打ち合わせは素粒子の話で盛り上がりイベントまでは到達しなかったが面白かった。ので、全くなにやったらよくわからないもののイメージだけ膨らんだので良しとしよう。 テクノとは、近未来とは、これだったのである、と思い出すことができたぞ、と。







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