もう7代目になるそうだ。まさかこんなに長く続くとは思ってもみなかった。 そもそも「ザ・ノンフィクション」のオープニングに最初使うために作ったのだが最近では(見てないが)エンディングになったらしい。その頃まだエキセントリックオペラは日本語というのに抵抗というか歌いにくかったせいでフランス語と日本語で作ってある。 La voix éternel de ce fleuve Nous murmure le secret de la vie. En disparaissant on est emporté Par le fleuve de la vie, Chacun passe par hasard. *Nous vivons et nous vivrons encore En flottant et en disparaissant On ne trouve que la vérité de la vie Sur ce divin fleuve. C'est le mystere de l'âme: Samsara! Le cri éternel de ce fleuve Nous annonce la vanité de la vie. Celui qui vient, celui qui va Dans le fleuve de la vie, Chacun passe en s'égarant .* repeat 例の「生きてーる生きているー」は何度か
「ぬびぼーん え ぬびぼーん えこー!」 とハイソプラノで絶唱している。
もともとはなんといっても高い声が余裕で出るリカコに合わせて作ったので
Hi Cまで出している。 なかなか録音が響きすぎて大変だった記憶。 ほんとすごいソプラノというのはガラスまでビビるんですね。
まあ、さすがにこれはカラオケに入っていないわけで
入れたら入れたでソプラノの人にはいい気晴らしになるかもしれない・・
と、いうわけで、そのとき分厚いコーラスを手伝ってくれたのが
アンサンブルプラネタ。
いつもいつも私の仕事にはアンサンブルプラネタがいろいろ手伝ってくれている。
そしてそのメンバーの戸丸華江はもの凄い。歌ももちろんものすごいのだが
「あのサンサーラの楽譜ってどこだっけ?」と尋ねれば
「はい!少々お待ちください」と書庫から出してきてくれる。 彼女は本物の天然で言葉も感覚もとても面白く、あとから噛みしめて笑える(失礼)言葉を(無意識に) 提供してくれる。 先日のコンサートでも初戸丸語で歌詞を作ったのでそのことをmcで話してくれた。 発売中「PLANETA」の3曲目「波紋」が戸丸語だ。 「それではみなさま、私の頭の中をのぞいてください!」
と爽やかに締めくくって歌に入ったが実は一瞬八つ墓村の映像がよぎってしまった。 その後も「脳の空間が広がる感じですね!」と 爽やかに松井寛「アニュス・デイ」リミックスの動画について語ってくれたがそれって MRIとかで空洞ができて黒く映るやつ?とMRI画像がよぎったが内緒だ。
そんなわけで
戸丸華江アナログの達人のおかげで無事サンサーラの楽譜も見つかり
それを元にプラネタ用のアカペラサンサーラを作って何度がライブした。 次回はさらにアレンジを変えてみようかな、と思っている。 「ある晴れた日に」は私が覚えているだけでも3回? 「アマリッリ」も3回みたいに何度もアレンジをする曲があるが サンサーラはこうやってもう15年?か。これからも続きますね、と。